プログラムと学習方法 【ネイティブスピーク】
・ケイトリン先生からの挨拶
・DVDの使い方
・発音する時のポイント
「アルファベットくらい知っているよ、何でいまさらアルファベットの練習をしないといけないの?」と思われるかもしれませんが、カタカナ発音を矯正するためには、基礎のアルファベットから発音矯正をしていく必要があります。
アルファベットの「基本」と「ゆっくりハッキリ」では、ケイトリン先生の発音をそっくり真似して何度も発音練習をしましょう。
その際、ケイトリン先生が、
1)唇をどのように動かしているか
2)口をどれくらい開けているか
3)どれくらい歯を見せているか
といった細かいところまで注意して見て、そっくり真似して下さい。
1つ1つのアルファベットを上手に真似して発音するには、「ゆっくりハッキリ」のお手本を真似して発音練習をしましょう。
アルファベットの「語尾を伸ばす」は、英語特有の長い母音の発音練習をするのに役立ちます。
日本語英語の特徴は、母音がとても短いことです。逆に、英語の母音は、日本語の母音より音を長く発音します。
「語尾を伸ばす」の練習も、ケイトリン先生がアルファベットの語尾を伸ばして発音するお手本をそっくり真似して、練習しましょう。
ここでは、母音のフォニックス(発音記号)を学習します。
この教材では
以上、16 個の母音を学習します。
フォニックス(発音記号)を知っていると、辞書で単語を調べた時に、音声を聞かなくても、その単語の発音方法がわかります。
英語発音を、マスターしたいなら、まずはフォニックスを学習しておくことが英語上達の近道です。
まずは、勉強したい母音の発音方法を、「口の中のCG映像」で確認します。
口の中の動きを確認するためのCG映像には、発音矯正の第一人者スコット先生の開発したScott Perry Tongue Position を使用しています。
Scott Perry Tongue Position では、口の 中に番号がふられていて、舌先をどの位置(番号)に動かすのかが一目でわかります。
舌をどのように動かすのか、そして、口をどれくらい開けるのか確認します。
口の中のCG映像の後は、ケイトリン先生が、前(正面)からと、横(横顔)から、それぞれ5回ずつ、母音を発音するところを見ることができます。
ケイトリン先生が、どのくらい口を開けているか、どれくらい歯を見せているか、どのように唇を動かしているかなど、細かいところまで、観察しましょう。
そして、ケイトリン先生の発音を聞いた後は、ポーズボタンを押して自分でも発音してみましょう。
次は、ケイトリン先生が、その母音を含んだ単語を 8 語〜10 語、発音します。習った母音を意識しながら、お手本の真似をして、単語を発音してみましょう。
次は、その母音を含んだ単語が入っている英文を3つ、ケイトリン先生が話します。
イントネーションやリズム、ストレス(強調する部分)など、ケイトリン先生のお手本をそっくり真似して発音しましょう。
子音は
以上、24 個の子音を学習します。
子音には
のように、発音方法は全く同じですが、前者は、息だけを出して発音する子音(無声音)、後者は声を出して発音する子音(有声音)の8つのペアがあります。
このように、8 つのペアで覚えてしまうと、効率よく16 個の子音を習得できます。
無声音か有声音かを区別するには、子音を発音する際に、手を喉に当てるとわかります。無声音の場合、手を喉にあてても何も感じませんが、有声音の場合、振動を感じます。
よく、「 L 」や「 R 」の発音が苦手という声を聞きますが、基礎であり重要な子音の「s」の音を習得してしまうと、案外、簡単に他の子音も習得できるので、子音で壁にぶつかったら、力強くお腹から息を鋭く出して発音する「s」の音を出せるようにトレーニングをして下さい。
「s」は、「スー」とお腹から息を力強く出して発音します。子音をマスターするには、この「s」の音をしっかり発音できるようになることが「キー」となります。
母音と同様、まずは、口の中の動きを CG で確認し、ケイトリン先生が正面と横から子音を5回ずつ発音した後、真似をして発音練習します。
次に、それぞれの単語を、5 回発音し、最後に、3つの英文をイントネーションやリズム、ストレス(強調する部分)といった細かい部分までそっくり真似をして発音練習します。
DiSK2 では、最初に、リエゾンを学習します。
リエゾンとは、英語をナチュラルスピードで話した時に、単語と単語がくっついて発音される現象のことです。
たとえば、Did you を単語一つずつで読むと、「ディデュユー」と発音しますが、ナチュラルスピードで読むと「ディジュー」と単語と単語がくっついて発音されます。
ネイティブスピーカーが普段の会話の中で、よく使う全部で39 パターンのリエゾンの発音練習をします。
ケイトリン先生が、まずは、ゆっくりと単語を発音し、次に、ナチュラルスピードで発音します。
その後、リエゾンを使わずに、ゆっくりと英文を話し、次に、リエゾンを使ったナチュラルスピードで英文を話します。
ケイトリン先生が、ナチュラルスピードで英語を話す時に、どのように単語と単語をつなげて、リエゾンで発音しているか意識して聞いて下さい。
ナチュラルスピードで、リエゾンを使って英語を話している時には、あまり舌の位置を考えない方がいいです。
リエゾンの部分を発音する際には、舌の動きは考えずに音だけを真似するようにしましょう。
ケイトリン先生の口元をしっかりと見ながら、スピーチを聞いてみましょう。
ここでは、スピーチの意味を理解することより、どのように、口元を動かし、英語を話すかにフォーカスして見て下さい。
特に、どれくらい上の歯を見せて、話しているか注意して見て下さい。
ケイトリン先生は、女優やナレーターとして仕事をするために、アメリカでボイストレーニングを習得しました。
ケイトリン先生が英語をクリアに話すために必要な筋肉をつけるトレーニング法を解説します。
この教材で、発音練習をすれば、発音を改善できますが、ケイトリン先生が教えるボイストレーニングを実践することで、更にネイティブスピーカーに近い発音力を手に入れることができます。
実は、最初は、「アメリカ式ボイストレーニングその1」だけを、この教材に収録する予定でした。
しかし、ケイトリン先生のボイストレーニング法が思いのほか、素晴らしいノウハウだったので、ケイトリン先生にお願いしてボイストレーニングのメニューを更に増やしました。
よりネイティブに近い発音をするためには、英語を話すのに必要な筋肉をつけることが重要です。
一歩上の発音力を求める方は、「ボイストレーニングその1」と併用して、「ボイストレーニングその2」も行って下さい。
さらに!